シリアルポートのピン配置 (「→」 が PC から外部への方向です) (DCD は CD と記載されることもあります) ピン番号 ピン番号 略称 正式名称 方向 動作および目的 9ピン 25ピン 3 2 TxD Transmit Data → PC からバイトデータを送信する 2 3 RxD Receive Data ← PC がバイトデータを受け取る 7 4 RTS Request To Send → RTS/CTS フロー制御 8 5 CTS Clear To Send ← RTS/CTS フロー制御 6 6 DSR Data Set Ready ← 通信可能になったことを知らせる 4 20 DTR Data Terminal Ready → 通信可能になったことを知らせる 1 8 DCD Data Carrier Detect ← モデムが相手と繋がっていることを示す 9 22 RI Ring Indicator ← 電話のベルが鳴っている状態を示す 5 7 Signal Ground
Windows APIのRTSフロー制御では_DCB structureに定義される4つの使い方が存在する。
RTS_CONTROL_DISABLE ... RTSは常にLOW RTS_CONTROL_ENABLE ... RTSは常にHI RTS_CONTROL_HANDSHAKE ... 受信バッファが3/4以上埋まるとRTSがLOWになり、1/2以下になるとHIになる RTS_CONTROL_TOGGLE ... 受信バッファにデータがなければRTSがLOWになり、データがあればHIになる
Linux では、RTS_CONTROL_HANDSHAKEに相当する機能のみ。
EIA-232は、今でも組込み用途では大活躍のPC/AT互換のパーソナルコンピュータのシリアルインタフェース(RSC232C)の規格。
電気規格を忘れてしまうのでメモ
電気特性 | 規格 | |
ドライバ(出力側) | 無負荷最大出力電圧 | ±25V |
負荷時最小出力電圧 | ±5V~±15V(3KΩ~7KΩ) | |
短絡時の最大出力電流 | 500mA | |
最大スルーレート | 30V/μsec | |
レシーバ(入力側) | 入力抵抗 | 3KΩ~7KΩ |
入力スレッショルド電圧 | ±3V | |
最大入力電圧 | ±25V | |
最大ケーブル長 | 15m |
項目 | スペース | マーク |
出力信号 | 0 (ON) | 1 (OFF) |
出力電圧 | +5V~+15V | -5V~15V |
入力条件 | +3V以上 | -3V以下 |