#author("2018-09-28T11:07:20+09:00","default:honma","honma")
#author("2018-09-28T11:13:43+09:00","default:honma","honma")
* シリアルポートの話 [#aef71a0a]

** ピン配置 [#caa8d0cb]

出展元:[[Linux Serial HOWTO 日本語版:https://linuxjf.osdn.jp/JFdocs/Serial-HOWTO.html]]

         シリアルポートのピン配置   (「→」 が PC から外部への方向です)
                 (DCD は CD と記載されることもあります)
 ピン番号 ピン番号 略称   正式名称            方向       動作および目的
  9ピン   25ピン
  3        2       TxD    Transmit Data        →        PC からバイトデータを送信する
  2        3       RxD    Receive Data         ←        PC がバイトデータを受け取る
  7        4       RTS    Request To Send      →        RTS/CTS フロー制御
  8        5       CTS    Clear To Send        ←        RTS/CTS フロー制御
  6        6       DSR    Data Set Ready       ←        通信可能になったことを知らせる
  4       20       DTR    Data Terminal Ready  →        通信可能になったことを知らせる
  1        8       DCD    Data Carrier Detect  ←        モデムが相手と繋がっていることを示す
  9       22       RI     Ring Indicator       ←        電話のベルが鳴っている状態を示す
  5        7              Signal Ground

** RTS/CTS [#ufde0153]

Windows APIのRTSフロー制御では[[_DCB structure:https://docs.microsoft.com/en-us/windows/desktop/api/winbase/ns-winbase-_dcb]]に定義される4つの使い方が存在する。
+ RTS_CONTROL_DISABLE ... RTSは常にLOW
+ RTS_CONTROL_ENABLE ... RTSは常にHI
+ RTS_CONTROL_HANDSHAKE ... 
+ RTS_CONTROL_TOGGLE ...
 RTS_CONTROL_DISABLE   ... RTSは常にLOW
 RTS_CONTROL_ENABLE    ... RTSは常にHI
 RTS_CONTROL_HANDSHAKE ... 受信バッファが3/4以上埋まるとRTSがLOWになり、1/2以下になるとHIになる 
 RTS_CONTROL_TOGGLE    ... 受信バッファにデータがなければRTSがLOWになり、データがあればHIになる

Linux では、RTS_CONTROL_HANDSHAKEに相当する機能のみ。


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS